トプカプ通信-店主の仕入れ旅行記とトルコ話
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| ■ 店主の仕入れ旅行記 Vol.7 昨年4月下旬、仕入れも兼ねたトルコ旅行で私の訪れたトルコの名所、旅のハプニング、食べまくったトルコ料理などをご紹介します…。 <カッパドキア 地下都市とウフララ渓谷> カッパドキア3日目。今日は少し離れた場所にあるデリンクユ地下都市とウフララ渓谷を回ります。
デリンクユ地下都市は、カッパドキアの中心部から車で約40分。小さな入口を入るとその中は地下都市の名にふさわしく、いくつもの部屋や階段が掘られています。 なんでも、深さは80m以上もあって、階数にすると地下7階までになり、何万人もの人が生活できたと言います。この地下都市、つい35年ほど前に発見されたそうで、8世紀頃、この地に住んでいたキリスト教徒がペルシャなどの異教徒の侵攻から逃れるために使われていたことがわかっているらしいのですが、中には紀元前のヒッタイト王国時代の遺跡物もあって、その時代まで歴史はさかのぼるという説もあるそうです。 階段や通路はちょっと天井が低くて、昔の人は背が小さかったのかな?と思いますが、生活していた場所は広々としています。 階によって家畜の階があったり、食物貯蔵庫の階、家族用の住まいのある階、キッチンのある階もありました。また、教会や学校、それにワインを作るための場所もあったりして、本当にこの地下の中で生活していたのが良くわかります。 地下生活なんて、なんとなく寒かったり暗かったり、過ごしにくかったのかな?と思いきや、冬は暖かく、夏は涼しく、ちゃんとろうそくで明かりもあって、なかなか快適だったそうです。 ここ、デリンクユの名前の由来は、地下都市内に掘られた深い(=デリン)井戸(=クユ)。井戸の上は地上まで掘られていて、通風孔の役目も果たしていますが、外からアクセスできる井戸は、敵から毒を盛られる恐れもあって、住民は飲み水用には使わなかった、なんて、本当に頭の良い人たちだったんですね。
(次回へ続く) |
| ■ 気まぐれコラム 〜日本語ガイドさん〜 私たちもお世話になった日本語ガイド。これはトルコの国家資格で、難しい試験をパスしないとなれない職業。 いつも当店の『今日のトルコ』コーナーにローマ字でトルコの3面記事ニュースを送ってくれているスタッフ君も、ただいま資格取得に向けて勉強中。 今回は、トルコの日本語ガイド資格試験についてのお話です。 第一関門は4つの試験からなります。 1つ目は、面接試験。ここではガイドの志望動機、なぜ日本語なのか?などをトルコ人面接官に話します。 2つ目は時事問題やトルコの地理など。 3つ目は5分ほどの日本語での面接。 最後はトルコ語→日本語、日本語→トルコ語の翻訳の筆記テスト。 …ふ〜大変! でも、この4つのテストをパスしても、まだまだ資格はもらえません! これらのテスト合格者は、半年間、ガイド養成学校でトルコの歴史などについて、詳しく勉強します。その後、約1ヶ月掛けて、国内の遺跡・観光スポットを実際に回っておさらいをし、そして、やっと最終試験。 最終試験では、その半年間習ったことのテストと、再び日本語の筆記&面接試験…と、本当に時間もお金も掛かる、大変な資格です。 でも、世界遺産もごろごろあって、観光地も星の数ほどあるトルコ、すべてに詳しくないとガイドできないのですから、難しいテストも仕方ないのかも知れませんネ。 ちなみにこの資格、トルコ国籍がないと取れないそうです…。 |