トプカプ通信-店主の仕入れ旅行記とトルコ話
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| ■ 店主の仕入れ旅行記 Vol.6 今年4月下旬、仕入れも兼ねたトルコ旅行で私の訪れたトルコの名所、旅のハプニング、食べまくったトルコ料理などをご紹介します…。 <カッパドキア奇岩と教会群めぐり> さて、カッパドキア到着2日目。今日はいよいよカッパドキアの奇岩地帯をまわります。
さて、お次は『ゼルヴェ野外博物館』へ。 博物館といってもかなりの奥行きの1つの谷間そのものを、見学者が歩いてまわるだけという感じのところです。途中、道らしき道が雑草にふさがっていたりして、ちょっと探検気分。
さて、そろそろお昼!カッパドキア地方にある『アワノス』という陶器で有名な町の洞窟レストランでランチ。トルコの陶器といえば、やっぱりイズニック〜キュタフヤの白地に青系の彩色のものが有名ですが、こちらアワノスの陶器は地元の赤い土を使った素焼きもの(→写真)。こちらもなかなか素朴でいい感じなのですが、途中寄った陶器工房では、やっぱりお土産用にはブルーの陶器が受けるのか、大半がキュタフヤと同じような陶器が売られていました。中に、赤い土のもので古代王国『ヒッタイト』のデザインを思わせるものがあって、欲しい〜と思ったのですが、作家ものということで小さな壷が2-3万円ぐらいと聞いてあっさり断念…。 ちなみにこの赤い土ですが、主に近くを流れる『クズルウルマック』(その名も赤い河)で採れるそうです。 ※ちょっと脱線しますが、この赤い河はトルコ最長の川で、マンガ『天は赤い河のほとり』の赤い河のことだそうです。
奇岩群の最後はこの地方で一番の見所、『ギョレメ野外博物館』。ここはしっかりと整備された野外博物館で、大小さまざまな洞窟教会跡では、昔の人が描いた聖書の一場面の壁画が見られます。よく、教会が多いのは、昔の人々の信心深さだから、と言われますが、実はセルマン君によるとそれは後世の人が考えた美談。昔も今も事情は同じで、教会に対しては税の減免などがあったため、みんな競って教会を作ったのだとか…。 そんなわけで、壁画は本当に素朴なものから、素晴らしいものまで様々。でも、聖書の世界を知らないと、色々描かれている場面を説明されても良くわからなくって、ちょっと残念…。 そろそろ日も傾いて来ましたが、最後の訪問先は、カッパドキアのワイナリー『Turasan Winary』。ワインテイスティングが出来る、ということだったのですが、少人数のせいか、赤・白2種類ぐらいの安いワインしか試させてもらえませんでした。1本2-300円と本当に安いのですが、味はそれなり。ワイン買って飲むぞ〜と意気込んでいた我らも、『どうする?』と躊躇してしまいました。すると、ガイドのセルマン君、1本買ってプレゼントしてくれました。わ〜い、いい奴。 ワイナリーを出るとちょうど6時。まだまだ日が沈むには間があるのですが『今日はここまで〜』と言われ、『ええ〜、もう終わりなの〜?』とブーイングすると、『じゃ、デルベシュ君の経営する洞窟ペンションに泊まってるから、遊びに来るか?』と誘ってもらい、『わ〜い』と遊びに行くことになりました。 デルベシュ君のペンションは、カッパドキアの中心『ギョレメ』村のオトガル(バス停)から約5分。そこでセルマン君の部屋を見せてもらったりして、お茶を飲んでいると、セルマン君に『買い物に行こう!』と言われ、土産物屋でも行くのかな〜?と付いていくと、町の食料品店へ。一緒に飲もう!とワインを選んでくれました。 そこで我々が購入したのはTurasanの91年ものの赤。ちょっと高めで1000円ぐらい。一緒におつまみにピスタチオ、アーモンド、塩つきピーナッツ、ポテトチップスを買い込んで、ペンションへ。 いざ!酒盛り(?)開始〜。この91年ものがおいしかった〜。Turasanも、こういうのテイスティングさせて欲しかったな。 昼間はあんなに暑かったカッパドキアも、日が暮れると急に寒くなってきて、それまで飲んでいたテラスから、部屋の中に入ろうとすると、忙しそうに残った仕事をしていたデルベシュ君が、暖炉に灯を点けてくれました。 その後、仕事を終えたデルベシュ君も合流し、トルコ語と日本語と英語が混ざり合う中、なぜか『日土』心理テスト合戦(?)を交え、楽しく夜は更けてゆきました。そういえば、デルベシュ君には晩ご飯まで出してもらってしまったなあ…。感謝。 (次回へ続く) |