トプカプ通信-店主の仕入れ旅行記とトルコ話
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| ■ 店主の仕入れ旅行記 Vol.12 昨年4月下旬の仕入れも兼ねたトルコ旅行で、私の訪れたトルコの名所、旅のハプニング、食べまくったトルコ料理などをご紹介します…。 <再びイスタンブールへ> さて、ベルガマの暑さに伸びてしまった我々は、旅の疲れもあって、結局夕ゴハンまでお昼寝。 トルコの地方のホテルって、結構食事つきのホテルが多いのですが、ここ、ベルガマで泊まったイスケンデルホテルもそんな1つ。でも、きちんと一皿ずつ出してくれるので、美味しいトルコゴハンを満喫しました。 翌朝は、イズミール空港経由イスタンブールへ戻りますが、ベルガマのオトガルまで行くのかと思いきや、6:45頃にホテルの前を通りかかるから、そこで待ってればいいのじゃ、と例のプジョーおじさんに言われていたのですが、なんとなく不安。朝早いし、通り過ぎちゃったらどおすんの〜?と思っていたのですが、そこはやっぱりトルコ。ちゃんとその頃にイズミール行きのバスが通りかかり、何のことなく我らを積み込んでくれました。 今回、私の仕入先のOL-HAN Tourでツアーという形でこの旅行を組んでもらったので、イズミールのオトガルから空港までも送迎つき。イズミールのオトガルでバスから降りた我々に、一人の青年が声をかけてきました。 ツアー会社のプレートを持った彼ですが、『いや〜僕実は、ツアー会社の人間じゃなくって…。助っ人で頼まれたんですけど、よろしくお願いしまーす。』みたいなご挨拶をしてくれました。車も彼の愛車のちょっとぼろい車。 メガネを掛けた細身の彼は、ちょっとインテリ風なんですが、よくよく聞くと、医大を卒業したばかりのお医者さんの卵とか。『えー!何でそんな人が運転手してるの?』などと、色々お話は弾み、あっという間に空港へ到着。 すっかり仲良くなった私たちは、彼と固い握手を交わし、イスタンブールへと飛んだのでした。 イスタンブール空港では、仕入先の人が出迎えてくれ、そのままオフィス近くのホテルへチェックイン。オフィスに寄って、お昼ゴハンをご馳走になりましたが、ここのオフィスではお昼ご飯は元コックさんのマネージャー(本当はアブドラヒムさんと言うのですが、長ったらしい名前なので、みんなマネージャーと呼んでいる!?)が作ってくれるんですが、コレがおいしいんですよね〜。 私もイスタンブールにいるときは、なんとなくオフィスに入り浸り、ちゃっかりお昼も一緒にごちそうになってます。 その後、2号は日本から旅行中の別のお友達と落ち合い、イスタンブールの街を散策しに出かけ、私はしばし、お仕事…。 そうこうしていると、カッパドキア〜エフェスのツアーで一緒だった日本在住のアメリカ人Gさんから電話が入り、一緒に晩ご飯を食べよう!ということになりました。ブルーモスクとアヤソフィアが一度に眺められるスルタナメットパークで待ち合わせたのですが、お?女性連れ!? なんでもイスタンブールで知り合ったばかりらしいのですが、アメリカ留学中の台湾人、Jさんを紹介されました。 シーフードを食べたい!オルタキョイに行ってみたい!という彼らと、タクシーに乗り込みオルタキョイへ。 スルタナメットからオルタキョイまでは、タクシーで大体6-700円。ま、バスを使えば100円掛からないのですが、あまり時間も無いのでタクシーでGO! ところで、このオルタキョイのキョイとはトルコ語で『村』とか『町』といった感じなのですが、英語を話す人たちにはトルコ語の発音は難しいのか、何度教えてあげてもオルタコイになっちゃうみたいです。カッパドキアはカッパドチアとかカッパドシアになっちゃいますしねえ…。 『この辺がオルタキョイだけど…』と運ちゃんに言われ、タクシーを降りると、すぐにおしゃれなお店が目に入ってきました。ここオルタキョイはイスタンブールの原宿、なんていう人もいるくらい、ちょっとおしゃれなボスポラス海峡沿いの町。 お店もおしゃれな雑貨屋さんがあったり、クンピーるというでっかいジャガイモをふかして、チーズやお肉などをトッピングして食べるファーストフードのお店が並んでいます。 お店の通りを抜けるとボスポラス海峡が広がり、オルタキョイジャーミイ(モスク)がライトアップされた風景は、絵葉書そのものです。 さて、私たちは真っ先に目に飛び込んできた陶器屋さんに入りました。バザールで見かけるものとはちょっと違って、なかなか高級そう。すっかり物色モードに入っているGさんに、お店のお兄さんが流暢な英語で話し掛けてきました。 『こちらの棚のものは、博物館収蔵のイズニック陶器を忠実に再現したレプリカ。その忠実さたるや、キズまで再現しているんです。』さすがにそういうものは、艶や模様の出具合が違います。が、お値段も違うんですよね…。 レプリカモデルのものは、大体1枚数百ドルの値がついていたでしょうか? すっかりお皿選びに専念しているGさんを置いて、私とJさんは近くを散策することにしました。とはいえ、もうすっかり日も暮れてしまい、お店もClose。残念。でも、ボスポラスを望む景色はとっても素敵でした。 さて、やっとGさんがお買い物を終えたところで、晩ご飯。お店のお兄さんが教えてくれたちょっとおしゃれなレストランに入りました。結局シーフードにはありつけませんでしたが、饅頭の語源とも言われる『マントゥ』や、ライスプディング『シュトゥラッチ』などをおなかいっぱい楽しみました。 (次回へ続く) |
| ■ 気まぐれコラム 〜ヨーグルトはトルコ人の胃の中和剤?〜 ヨーグルトと言えば『●治 ブルガリアヨ〜グルト〜』のCMソングとともに、ブルガリアを連想する方も多いのですが、なにを隠そう、発祥の地はトルコなのです!(中央アジアやエジプトという説もあるそうですが…。その語源もトルコ語のYOGURT(Gは発音しないで伸ばす音なので、ヨーグルトではなく)ヨーウルトが一番近いので、やっぱりトルコではないでしょうか?)。 以前、塩味のヨーグルトドリンク『アイラン』をご紹介しましたが、トルコにはまだまだヨーグルトを使ったお料理がいっぱいです。 今回旅行記中、オルタキョイのレストランで食べた『マントゥ』もそのひとつ。マントゥ=饅頭の名前から思い起こすイメージとはちょっと違って、どちらかと言うとイタリアのパスタ『ラビオリ』のにんにくヨーグルトソース掛けといったところ。 私たち日本人にとって、ヨーグルトは、フルーツやジャム、お砂糖を入れたデザートとして認識されているので、お料理にヨーグルトというと、えええ〜?という声が聞こえてきそうなのですが、なかなかどうして、マントゥに絡めてあるトマトソースとヨーグルトの酸味は絶妙のハーモニー。なんとも癖になる味わいなのです! 他にもにんにくときゅうりを混ぜたサラダ(とはいっても、シャブシャブの飲み物状の場合もありますが)『ジャジュック』や、水気を切ったヨーグルトにミント(!)を混ぜた『ハイダーリ』は、メゼ(前菜)の定番。 また、ブルサのイスケンデルさんが発明(?)したピデの上にケバブを乗せ、たっぷりとヨーグルトをかけた『イスケンデルケバブ』は、あまりにも有名。 ヨーグルトは乳酸菌たっぷりの健康食品。お肉料理の多いトルコ料理でアルカリ性になった胃の中を、上手く中和してくれるそうなので、ぜひぜひヨーグルトを使ったトルコ料理、トライしてみて! |