トプカプ通信-店主の仕入れ旅行記とトルコ話
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| ■ 店主の仕入れ旅行記 Vol.11 昨年4月下旬の仕入れも兼ねたトルコ旅行で、私の訪れたトルコの名所、旅のハプニング、食べまくったトルコ料理などをご紹介します…。 <暑いベルガマのひなびた魅力> セルチュクのイーサベイジャーミイ近くでツアーの皆さんと楽しい時を過ごした後、私たちはちょっと町外れのホテルへ歩いて帰ったのですが…。途中、何人かでたむろっている集団が…。なーんとなくやだな〜と思ったら、後ろからついてくる気配が!思わず足を速めて大きな道路の反対側へ。それでもついてくるような気がするよーと思ったら、警察の検問が!「きゃーなんか事件でもあったの?」とドキドキの私たちに、警官の一人が『ハロー』と声を掛けました。何か尋問でもされるんだろうか?と思いきや、『How are you?』、『What's your name?』…。 なんだよー、こっちは緊張してんのに、ちょっと声かけてみただけ? ちょっと拍子抜けしたものの、いつの間にかついて来ていたと思った人もいなくなっていて、ホッとしてホテルに到着しました。 結局何事もなかったけど、やっぱり夜遅くはタクシーで帰るべきですね! さて、翌日はベルガマへ向かいます。 早朝、約束の時間に10分ぐらい遅れてやってきたのは、初老(に見えたけど…)のおじさま。しぶ〜い年代もののプジョーで登場。 どうもこのおいちゃんが私たち二人の専属ガイドとしてベルガマまで連れて行ってくれるようです。
『ところでさ、おいちゃん、この車かっこいいねー。どれくらい古いの?』おいちゃん曰く、『この車はあんたらより年取ってるぞよ。1972年製じゃ』。わーお、年代モノだけど、我らの方が年代モノだったりするんだよなー、これが。 トルコじゃ日本人は絶対に若く見られる。特にマリコ2号は日本でも若く見られるのでなおさら。実はこの旅行中、バスのチケットを買ったりする時、『スチューデントか?』と何度も聞かれるので、味を占めた我々は『そうそう!』と適当に返事をして負けてもらったりしている…、ははは。でも、『スチューデントカード無いけど学生、学生!』で通ってしまうところもさすがトルコなのです。 さて、いい加減おなかのすいてきた私たち。おいちゃんはベルガマの街に下り、ピデ屋さんに連れて行ってくれました。おじさんとはここでお別れ。私たちのためにピデとサラダとアイランを頼んで、おいちゃんはまたプジョーに乗り込んで、去っていったのでした…。 人気の無いベルガマの遺跡と年代モノのプジョー。そして渋いいい味のおいちゃん。ベルガマ遺跡は良い味で私たちを楽しませてくれました。
(次回へ続く) |
| ■ 気まぐれコラム 〜トルコ女性とスカーフ〜 トルコは99%がイスラム教徒の国。女性は皆黒いベールを被って…と思われている方も多いと思いますが、意外や意外、イスタンブールなどの都会では、黒いベール姿は殆ど見られず、スカーフを被っている女性もそんなに多くありません。 というのも、1922年にトルコ共和国が建国され、英雄で初代大統領のケマル・アタチュルクの近代化の一環として、政教分離が徹底されたからなんです。『政教分離』を徹底する為、トルコでは公の場でのスカーフ着用は、法律で禁止されているそうで、国家公務員は仕事中、スカーフは着けられないんです。これは、イスラム教政党の国会議員が国会内でスカーフを着用して問題になったこともあるくらい。 公務員ばかりでなく、学生も学内は公の場のため、スカーフ禁止。 就職も今や、スカーフを被っている女性は敬遠され易いとか…。 イスタンブールのような都会では、ヨーロッパの街と変わらないようなおしゃれでファッショナブルな服装の女性が多数派。そんな中でも敬虔なイスラム教徒の女の子は、どんなに暑くても、チュニック丈の長袖シャツにパンタロン、頭にはきっちりスカーフを巻いています。ただ、やっぱり女の子、このスカーフはかなりのこだわりをもって、選んでいるようで、ブラウスの色とスカーフの色をコーディネイトして、しっかりスカーフでおしゃれを楽しんでいます。 |