チャパン(男性用コート)
五色の櫛とざくろ

商品番号:EC-001
表地:横糸木綿、経糸絹のアドラス絣
裏地:木綿更紗

縁飾り:絹織物
産地:ウズベキスタン
製作年代:19世紀末
サイズ:丈(衿から裾まで)131cm、横幅(袖から袖まで)170cm

博物館や民族衣装の図録で眺めていたウズベク絣の衣装を手に入れることができました!
それもこちらは正真正銘のアンティーク。
19世紀に織られた絣のチャパンです。
このクラスのものは本当に手に入れるのが難しいんですよ!

チャパンといえば、アフガニスタンのカルザイさんも羽織っていたあの民族衣装です。(トルコで言うと、カフタンにあたるものです。)

表地は経糸に模様をつけた経絣(たてがすり)。経糸は細い絹糸、横糸はしっかりした木綿が使われているもの。これも古い絣の特徴です。(時代が下がると経糸横糸とも絹で織られるようになったそうです。)

アドラス絣と呼ばれていますが、中でも大きなモチーフを配した絣は、ハン・アドラス(王様の絣)と呼ばれ、特別な人しか手にすることができなかったのだとか…。
水面に浮かんだ雲の様子を写し取って描いたのが始まりと言われていますが、キリム同様、使われるモチーフにはさまざまな意味が込められているのだそうです。
こちらの絣のモチーフは、細いぎざぎざ模様は櫛のモチーフ、脇の部分にグリーンと赤で織られているのは、豊穣を願うざくろの実のモチーフです。

裏地には、桜の花を思わせるような更紗のコットン布が使われ、さらに注目すべきは襟の裏の部分。日本の着物のような絹織物が使われています。

この更紗はおそらくはロシア更紗と思われますが、昔、日本からも輸出されていたと聞きます。流れ流れて日本の布が中央アジアの地で使われていたのかも知れませんね。

※大きなダメージはありませんが、大変古いものですので、布地のスレ、多少の傷みがある旨、御了承ください。


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